動く防犯の目プロジェクトって?

こちらも、東京都が独自に行っているプロジェクトになります。
その名も「動く防犯の目プロジェクト」。
この「動く防犯の目プロジェクト」、結構いいアイディアなので、地方自治体にも広がると良いな、と考えるひとは多いみたいです。

動く防犯の目プロジェクトとは、車に防犯の目のステッカーをはってもらい、車を運転する時にあちこちに気を配ってもらおう、というアイディアです。
車に乗っていると、わりといろいろなものを目撃する機会があるじゃないですか。

例えば帰り道の子供たち。変な人に絡まれているとか、川に落ちたとか、そういうことはないのかな?と考えることってありますよね。毎日同じ道を通ることで気づく変化もあります。もしかしたら、誰かが倒れているかもしれない。そんなことを思いながら運転をすることで、街の防犯対策をすることができるのです。
特別なことではありませんが、大切なことですよね。

もし、不審者や事件があったら通報をすることも仕事で、そういうことができる様に「動く防犯の目プロジェクト」を掲げて、ステッカーを張ってもらっています。動く防犯の目プロジェクトは、車にステッカーを貼って、運転をする時に積極的に見回るだけなので、誰にでもできるプロジェクト。ぜひ、多くの人に参加をしてみてほしいプロジェクトです。

動く防犯の目プロジェクトの意義について

この様に動く防犯の目プロジェクトを行う理由というのはきちんとあります。
まず、ステッカーを貼って車を運転する人が増えると、犯罪者も「ここはずいぶんと防犯意識が高い場所だな」と警戒しますから、犯罪を起こさなくなる可能性がありますよね。ただ車に乗って目で確認をすることも大事なのですが、こうやって「人の目に見える形で活動をする」というのは大切なことになります。
動く防犯の目プロジェクトの意義は、そこにあります。

車に乗っているときにあたりに関心をはらったり、なにかあったら通報をするというのは当たり前のことかもしれません。でも、そういう活動をしていますよ、私たちは悪いことは絶対に許しませんよということを外に示すことで、犯罪者の犯行を抑制することに?がります。たかがステッカーと思われるかもしれませんが、あるのとないのとでは大違いですよね。

動く防犯の目プロジェクトのステッカーは、バイク用と車用の二種類がありますし、またデザインも公募していますから、「我こそは」という人は応募をしてはいかがでしょうか。また、動く防犯の目プロジェクトが東京以外の都市にもどんどん広まっていくことを考えたいです。このプロジェクトは、東京以外のところでも必要になるプロジェクトですから、東京をきっかけにいろいろなところに広まっていってほしいですね。