人が集まる場所の犯罪率は高い
東京は日本を代表する都市ですが、それだけにいろいろなひとが集まるため、犯罪率も高くなっています。
それでも日本は非常に安全な都市のひとつと言われていますが、いろいろなことを考えると「用心し、身の回りのことには気を使っておいたほうがいい」ということになるでしょう。
万が一、何かがおきてからでは怖いですからね。「一人暮らしといっても、うちには大した財産なんてないし」と思われるかもしれませんが、どんなものであっても空き巣は盗みますので、用心にこしたことはありません。また、一人暮らしは「自分しかいないので、自分を守れるのは自分だけだ」ということもあります。
そのようなこともあるため、部屋を選ぶ段階からきちんと「安全」のことを考える必要があるでしょう。
窓が危ない!窓は必ずチェックして
泥棒と言うのは本当にいろいろなところから侵入するもので、実は「雨どい」から入ってくることもあります。
「雨どいからどうやってはいるの」と思うかもしれませんが、これをやってのける泥棒がいるということですね。なので、特に女性の場合は外をみて「雨どいなど、泥棒が入ってこれそうなものはないか」をチェックしてください。これは本当に必要なことです。ちなみに、エアコンの室外機をつたって侵入してくるケースもあります。信じられませんよね。
▷泥棒に嫌われる家づくりとは [注文住宅] All About
モニター付きインターフォンはあったほうがいい
また、モニター付きインターフォンはオススメ。
このモニター付きインターフォンがあることで、ドアの外の様子を知ることができますので、安全に配慮できます。モニター付きインターフォンを使っているという人はけっこう多いですね。誰かがやってきたからといって、いきなりドアを開けるのは危険。必ずモニター付きインターフォンで外をチェックしてから開けましょう。
万が一、強盗だったら命の危険があるかもしれません。
鍵!基本は鍵!どんな鍵を使っているのかは必ずチェックして
また、「鍵」をチェックすることも必要です。
鍵によってはピッキングしやすいものもありますので、こういった鍵を使っている物件は避けることをお勧めします。万が一、それで侵入して来たら大変なことになりますからね。ピッキングができない安全性の高い鍵がついている物件を選ぶことは、とても大切なことになります。鍵はどうしても見落としがちなポイントになってしまいますが、しっかりと見て「この鍵で本当に安全を守ることができるのか」をかんがえるようにしてほしいとおもいます。
セキュリティ対策の整った部屋を選ぶ
上記では、個人で可能な多くの対策を紹介してきましたが、賃貸住宅によっては、セキュリティ対策の整った部屋もたくさんありますよ。
顕著な例としては、入り口にカードキーのロックや管理人さんが常駐する部屋のあるマンションなどが挙げられます。こういったマンションは、住人以外の人が容易に入ることができず、泥棒に狙われにくい物件として人気があります。引越しの際に検討をしてみるのもいいでしょう。
また、学校が所有する寮や学生会館、企業が提携する社宅なども、セコムなどのセキュリティ会社と提携しているケースが多く、防犯対策の整った部屋が多くなっていますね。とくに学生寮や学生会館は、学校が複数の物件を所有していることも多く、自由に部屋選びができるという点も魅力です。
ただし、どんなにセキュリティ対策の整った部屋であっても、「絶対に安全」ということにはならないので、個人でも戸締りや施錠はしっかりと行ってくださいね。