保育士が子供の安全を守るには
保育園児は、社会の制度やコミュニケーションの仕方がまだ未熟なため、間違った行動をするおそれがあります。保育士には、園児の健やかな成長と共に社会性を学べるよう教育していく重要な仕事です。例えば、散歩や遠足などで保育園から外に出る場合、園児が急に道を飛び出さないよう常に様子をみることや怪しい人が近くにいないかを周辺の状況を把握しておくことなどが挙げられます。
近年では、園児たちの安全を第一に考え、GPS機能を取り入れた防犯システムを携帯させるようにしています。毎日のできごとでは、身の危険が迫ってくるかは予想できません。そこで、保育士は園児の安全対策を積極的に取り入れていかなければならないのです。
一方で、保育士は先生1人に対し大勢の園児をみる場合があります。いくら保育士が園児の安全を守ろうと務めても、職員1人だけではなかなか難しい状況もあるでしょう。危険が予想できる場合には職員の人数を増やしましょう。
防犯の必要性

トラブルは「いつ、どこで、なにが」起きるかわかりません。園児自身もまだ力が弱く抵抗できない時期ですので外部からの攻撃には無防備といえる状態です。事故が起きてしまってからでは取り返しのつかないケースもあるため、保育士は常に園児の安全に配慮する必要があります。
それは施設外だけではなく、施設内の環境下にもいえることです。保育園内の設備には、園児がケガをしないよう細かい工夫を施しましょう。指はさみ防止ドアのようにドアは完全には閉まらないよう設計し、園児がうっかりドアに手をはさんでしまわないよう工夫したり、床の材質には柔らかい素材を使用し、転んでも衝撃を吸収できるようにしたりするなどがあります。
守るための考え方とは
園児を守る考え方は沢山ありますが、大切なのはそれを持続していくことです。そこで、職員同士の間で危険のある設備や環境について情報を共有・撤去したり、それを園児にも伝えたりすることで、園児自身にも予防できる部分を指導していきましょう。
都市部では、地方に比べて周囲の繋がりが希薄になりつつあります。そこで、貼り紙や保護者へのお便りによって、アクシデントに対する注意を喚起しながら地域一体となって園児を守る体制を整えるとよいかもしれません。また、全国の保育園から発生したアクシデントについて、その原因や改善策、予防策などをほかの園の職員と話し合うことも非常に重要です。同様のケースを再び起こさないよう保育士は園児の安全について常に意識していくことが求められます。
安全対策では、人為的なもののほかにも、災害のような自然の猛威から守ることも重要です。もし、大きな地震の発生や台風などで保育園にいくことが困難な場合は職員が素早く動き保護者へ連絡したり園児を安全な場所まで送り届けるなどの対応をしましょう。
また、定期的に訓練をしていざというときには行動できるようにしておくことも大切です。
子供たちの安全を第一に考えるからこそ、これらのコラムを参考にして、保育士としてできることを日々行っていきましょう。